2009年11月18日
あんなおばあさんになりたい
先週、語り手として大先輩のおばあさんを大分にお迎えしていました。
福井の菜の花文庫・とちや(本当は漢字だけどパソコンで出せない)洋子さんです。
おばあさんとお呼びするにはまだお若い65歳のとちやさんですが、お招きできたのは、東京子ども図書館のおかげ。
東京子ども図書館は今、全国に、ベテランの語り手おばあさんをボランティアで派遣する「おばあさんのいす」事業をしています。
とちやさんのおはなし会の、楽しかったこと!またそのおはなし会については、詳しく書きたいと思っています^-^
保育園と、小学校と、全部で6回のおはなし会の予定を終えたとちやさんと、大分で文庫をしているおばあさんお二人にお目にかかることができました。
まずおひとりが、敷戸・どんぐり文庫の橋本五十鈴さん(75)。
大分で初めて子ども文庫を開いた、草分け的存在のおばあさんです。すばらしい方だった!75歳にして、子どもたちに良い本を届けなければ、という情熱がとても熱く、まだまだ学ばなければ、と、謙虚にご自分から出かけられる行動力を持った方です。嬉しいことに、橋本さんが講師をする「読み聞かせ講座」は市内3つの公民館で今も行われていて、私も来月の下郡公民館の講座に参加させてもらえることに!
「第6感までもつ子どもたちは待ってはくれない、子どもの間にこそ、良書(本物)と出会わせてあげられる大人(メッセンジャー)がいるのよ」と語る橋本五十鈴さん。橋本さんのその思いの背景には、よく昔話を語ってくれたお父様との幸せな子ども時代の思い出があるそうです。
橋本さん、ちかまさんともに75歳にして、情熱をもち、子どもたちを思い続けるすごいおばあさん。わたしも、65歳には、とちやさんのような語り手に、75歳には、はしもとさんやちかまさんのように文庫を持つおばあさんになりたい!と、自分の漠然と描いていた夢が、急に具体的になってきました。 今は転勤族の我が家ですが、いつか夫の里に落ち着いたら、そこに、文庫と、母子がほっとくつろげる空間を作りたい、というのが、osanpo ・ kayoの夢です。文庫には、どの本を手にとっても楽しい、という絵本を置いて、ひとりでやってくる子どもには読んであげたい。そして、一角には、やさしいおやつがあって、産後のママでもお茶を飲んでほっと一息つける場所。ある曜日には、おはなしかいをして、とちやさんのように子どもたちを目一杯たのしませてあげられるおばあさん。あ~夢が膨らみます。そのためには、今は我が子とたっぷりお話や絵本をたのしまなきゃ。教室で頂いた講師料や、osanpo工房のお菓子を買っていただいた収益金も、将来の「絵本とほっとできる部屋・osanpo」の資金にしたいと思っています。
Posted by kayo at 04:49│Comments(2)
│おすすめです
この記事へのコメント
ステキな体験をされたんですね!聞いてみたかったです。かよさんの将来の夢、ステキですね。「絵本とほっとできる部屋osanpo」が実現したら子供(もしくは孫?)をつれて行きますよ~!
今はスイーツクラスがお休みで少々寂しいうちの娘です。「おかし教室のかよ先生は?」との質問に「おなかに赤ちゃんがいるんだって!」と答えると「え~!?本当?赤ちゃん見たいな」と嬉しそうでした。ぷるぷる豆乳ぷりんが一番スキなおやつです。
今はスイーツクラスがお休みで少々寂しいうちの娘です。「おかし教室のかよ先生は?」との質問に「おなかに赤ちゃんがいるんだって!」と答えると「え~!?本当?赤ちゃん見たいな」と嬉しそうでした。ぷるぷる豆乳ぷりんが一番スキなおやつです。
Posted by ようこ at 2009年11月18日 07:32
ようこさん、メッセージありがとうございます!お菓子教室・・・お休み中でごめんなさい。来週水曜日には鶴亀さんで、りんごスイーツ教室、これが鶴亀さんのラストの教室になります。お腹のあかちゃんと共に、しっかり充電しますね。いろいろ焼いたり新レシピも見つけたいです。教室のかわりに、ブログに、参考になれば・・・ということをアップして行きたいと思っています。またお会いしたいです^-^
Posted by kayo
at 2009年11月21日 20:06

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。