2013年04月17日

続・術後治療

主治医の診察を前に、「先生にどう言おう…」と悩む私。

夫は夫なりに「納得したい」と、パソコンに向かってレポートを書いてくれていました。
「かよの気持ちになって書いてみた」というそのレポートは、『今後の治療についての私の考え』と題してあり、とりとめなく話す私の考えを、箇条書きでわかりやすくまとめてくれていました。

〈自分の病気についての認識〉
〈治療を受けるにあたっての基本的姿勢〉
〈今後の治療について〉
放射線照射やホルモン治療について検索したり近藤医師の本を読み直したりしてまとめてくれたそのレポートは、結局、とても役立ちました。

「やり過ぎ治療は嫌、癌を過度に心配しすぎたくない」
「生活の質を保ちながら精神的体力的に安定した日々を送ることが免疫力を高め、癌細胞を増やさないのではないか」
というわたしの考えを、主治医もレポートを読むことで「その通りです」と理解してくださり、驚いた。

その上で、
「でも近藤医師の考えは極論。僕は自分の患者に再発して欲しくない」と、私には、副作用もさほどないホルモン剤を服用だけを提案してくれました。

ほんとはホルモン剤が嫌だった私(近藤医師は勧めない)。
でも、夫は最低限の治療をして欲しがっている。
レポートをまとめるため=私の「治療したくない」という考えを理解するために、朝2時起きでパソコンに向かってくれた夫。

結局、そんな夫に安心して欲しくて、ホルモン剤のみ飲むことにしました。
夜、結果を話すと、「僕にとっては嬉しい決断」と明るい顔を見せてくれた夫。

その顔を見ただけで、私を思ってくれていることを強く感じました。

毎朝一錠のお薬ちゃん、私にとっては、夫のハートを感じるプラスイメージ。
副作用なんて怖くない、テルミーしてるもん。

術後2ヶ月すぎてやっとの治療方針決定。
納得までのプロセスでした。






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Posted by kayo at 23:02│Comments(1)乳ぽん
この記事へのコメント
ご無沙汰です。ずーっと引き続き読ませてもらっていたのですが、こちらもバタバタでコメントできず失礼しました。
無事の手術成功、退院、本当におめでとうございます!!
順調に術後の体力をつけていらっしゃるようで、安心しています。

近藤先生の本、ガン経験者は一度は惹かれるものです。私の母の時も相当傾倒しましたが、結局、その方法はまさに極論だと知り、自分たちの道を選びました。
近藤先生の方法で上手くいかなかった方々も、実はたくさんいらっしゃるのです。

かよさんご夫婦の結論に賛成です!愛情いっぱいのご夫婦なら、これからだって大丈夫!ずっとずっと応援しています♡
Posted by rinmama at 2013年04月18日 09:32
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